あなたの採用•人事としての強みがわかる!
わずか3分で、あなたの採用・人事担当者としての強みを分析します。
仕事で活かすためのアドバイス付き!
自分もまだ気づいていない新しい強みに、出会えるかも…!?
「自社で採用しても、すぐにミスマッチを理由に離職されてしまう」
「コストもかなりかけて、採用しているはずなのになぜだろう?」
こんなお悩みを抱えていらっしゃる人事、採用担当の皆様へ。
せっかく時間をかけて採用したのにも関わらず、社員の離職割合が多ければ、
遠からず、あなたのキャリアパスに影響が出てしまうかもしれません。
では、なぜ採用コストをかけているのにも関わらず、
早期離職が多くなってしまうのでしょうか?
それ、実は《採用段階におけるミスマッチ》が原因かもしれません。
このコラムでは採用ミスマッチを防ぐための対策について、リファレンスしていきます。
「できるだけコスパ良く人を採りたい…!」と思っている企業様も、
ぜひ、チェックしていってくださいね!
「RJP理論」で採用段階におけるミスマッチが激減する!?
RJP=Realistic Job Previewは、1970年代にアメリカの産業心理学者である、
ジョン・ワナウス氏が提唱した理論であり、
「現実的な仕事情報の事前開示」
と和訳されます。
つまり、
《自社の課題や仕事の厳しさといったネガティブな情報の開示を
入社前に行うことで、入社後のミスマッチを減らす》
ということなんですね!
面接で自社の話をする際に、薄暗い部分を隠して、思わず”良い話”ばかりしていませんか?
いくら会社のマイナス面を隠したとしても、
入社すれば直ぐにわかってしまいます。
厚生労働省が出している「新規学卒就職者の離職状況(令和2年度)」では、
新卒(大卒)の就職後3年以内の離職率が31.2%でした。
※ 参照「新規学卒就職者の離職状況(令和2年度)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00004.html#:~:text
この数字から、新卒で入社した10人に3人は入社前の理想と現実のギャップに
苦しみ、その結果、離職してしまうということがわかります。
新卒に限らず、中途においても早期離職は、企業側も社員側も不幸にしてしまうもの。
なので、このコラムでは「RJP理論」を元に、いかにして、
採用段階でのミスマッチを防ぐのかについて、ご紹介したいと思います!
企業側も社員側もWin-Winの関係性を築けるよう、ぜひ、参考にしてみてください。
採用のミスマッチが招いた悲劇
具体的な方法をお伝えする前に、採用(雇用)のミスマッチによって、
不幸になってしまった事例について、ご紹介いたします。
もしかしたら、実際このような事態に直面した企業様もあるかもしれません。
「異業種から転職した社員が、なんと2カ月退社!?」
この方は異業種からではあったものの、
「未経験でもOK!研修・サポートも手厚い」というセリフに魅かれ、
とある会社を受けることにしました。
求人の通り、採用面接の段階でも充実した研修やサポートに関しての説明を受け、
「ミスマッチも感じなかったし、ここなら大丈夫!」と考えた末、入社を決意。
ですが、そこで待っていたのは面接時の説明とは全く異なる状況でした。
社員は常に出払っている状態であり、聞きたいことがあっても、周りには誰もいない…
このような事態から、この方のモチベーションは下がる一方…
その結果、2カ月という短い期間で”退社”ということになってしまったのです…
なぜ、離職は起こってしまったのか?
これはズバリ、採用者側のゴールが「内定を出すこと」になっているのが原因ではないでしょうか。
採用が追いついていないせいで、現場から「人を増やしてほしい」なんて声を
頻繁に聞いていませんか?
そんなことが続いていれば「とりあえず採用しなきゃ」なんて気持ちになってしまいますよね。
採用した人間の早期離職が続けば、内定を出したあなたの評価も落ちてしまいます…
人事や採用担当が、新入社員を採用する上でもっとも大切なのは、
ずばり「仕事を続けてもらうこと」です。
だからこそ、その会社の良いところばかりを伝えるのではなく、
リアルな現状を候補者に開示していく勇気を持つことが、
採用のミスマッチを防ぐために重要なこととなってくるのです!
マイナス部分を敢えて開示することで、その会社に対する信憑性も
同時に高まってくるでしょう。
企業側、候補者側がwin-win関係になるために必要なたった1つのこと
結論から申し上げますと、採用のミスマッチを防ぐために「アピールブックを作成すること」です!
アピールブックを作成することで、採用段階におけるミスマッチを
限りなく0に近づけることができます。
また、このアピールブックには採用のミスマッチを防ぐというメリットだけではなく、なんと自社社員にもプラスの効果が…!
実はこれ、社員の社内情勢の理解にも一役買ってしまうのです!
《どういうこと?》と思う方もいらっしゃると思いますが、
この話題に触れる前に、まずアピールブックに記載すべき事項について見ていきましょう。
こちらは、弊社が提案する目次例です↓
今回、採用のミスマッチを防ぐため、アピールブックに記載すべき項目を4つほど、上げさせていただきました。
特に2番目の《自社について》の項目を書く際には、
・<魅力の見える化>ー社員が感じている魅力の見える化
・<自社課題のぶっちゃけ>ー自社で働くなら受け入れて欲しいこと
この2点について、必ず触れることで採用のミスマッチを防ぐことが出来ます!
では、なぜアピールブックを作成することが、採用のミスマッチを防ぎ、
企業側も候補者側もwin-win関係を形作るのでしょうか?
採用のミスマッチを防ぐだけじゃない!?アピールブックを作成することのメリット3つ
①アピールブック作成に携わった社員のエンゲージメント向上
アピールブックを作るには、もちろん会社全体の情報を得る必要がありますから、
現場社員を始め、幹部陣にもヒアリングを行う必要があります。
これらは、自社状況を言語化して見える化するため、
社内の目的の再認識にも繋がり、結果的に経営陣と現場の
認識ギャップを埋めることへと発展していくのです。
②魅力と課題の開示で内定承諾率を向上
これは少しイメージしてみましょう。
あなたが今、就職活動中だったとして、
・魅力ばかり伝えてくるA社
・魅力+自社課題について触れるB社
この2社の内定を持っているとします。
もちろん、会社としての魅力が多いことに越したことはないので、
A社に心揺さぶられることは間違いありません。
ですが、魅力だけではなく、自社課題についても触れているB社はどうでしょう?
プラス面だけでなく、マイナス面についても情報開示を行っているB社のほうが、
なんとなく安心感が生まれませんか…?
このように、偏りのない情報開示を行うことは、企業の誠実さを候補者に
アピールすることへと繋がります。
候補者にとっての判断材料を増やすことによって、
結果的に内定承諾率が上昇し、さらには入社後のギャップを
埋め、早期離職を防ぐことになるので、まさにWin-Winの状態ですね!
③会社の現状を社内に周知することができ、一体感が生まれる
アピールブックを作成する際に、ぜひ、取り入れていただきたいページがあります。
それが、「1枚中長期経営計画」というもの。
これは、会社がどんな未来を目指しているのか、ということについて、
売上といった数字上のデータだけでなく、リアルに想像できるような、
会社の将来像を1枚にまとめて、求職者に見せるページです。
中長期計画は、内部環境と企業における課題の再認識を行うため、
特に大切にされていることの一つですよね。
このような情報を開示することは、上述した通り候補者のミスマッチを
防ぐだけでなく、作成することによって目標の再認識に繋がり、
結果的に社員の生産性向上まで見込むことが出来るのです!
【おまけ】一貫性のある魅力遡及、できてる?
人事・採用担当にとって、ミスマッチなく、候補者を採用するため
より良い選考プロセスを構築することは常に悩みの種。
ですが、過程は構築しても、その最中に《何を伝えるのか》という部分まで
詰めることは出来ていますか?
実は、意外とそこまで出来ている会社は少数派なんです…!
だからこそ、「一貫性のある魅力遡及が出来る企業」というのは、
他社と差をつけることが出来るのです!
アピールブックで魅力や企業課題について、言語化したのちには、
面接に入る社員同士で、《いつ、だれが、どんなことを話すのか》について
ぜひ、共有してみてください。
このコラムでは、採用のミスマッチを防ぐための方法を取り上げました!
様々な企業が多種多様な人材紹介サービスを使って、求人を出している中、
少しでも貴社の採用活動のためになれば幸いです。
これだけではなく、白潟総合研究所では、オンライン面接など、
コロナ時代に対応した採用に関するお役立ち資料をHPにて無料配布しております。
自社採用に不安を持っていらっしゃる企業様は、ぜひ、チェックしてみてください!
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