あなたの採用•人事としての強みがわかる!
わずか3分で、あなたの採用・人事担当者としての強みを分析します。
仕事で活かすためのアドバイス付き!
自分もまだ気づいていない新しい強みに、出会えるかも…!?
「幹部合宿やってる会社はよくあるけど、上手くいってるの?」
「合宿として行う理由って何?会議室じゃダメなの?」
「幹部合宿ってどんな内容をやればいいんだろう?」
会社の経営幹部が今後の会社の方針を話し合う幹部合宿。役員合宿や経営合宿とも言います。
幹部合宿にて、幹部同士が内容の詰まった意見を交わすことで会社の業績が良くなったり、
社長と幹部の心が通じ合ったり、そんなプラスの影響を受けた会社は多いでしょう。
一方で、内容がグダグダになってしまったり、合宿をする前と後でさほど変わりが無い…といった課題が生まれる企業も多いのではないでしょうか?
今回は幹部合宿をどんな内容で行えば良いのか悩む社長及び、経営陣のために、弊社で毎回成功を収めている幹部合宿のノウハウや内容を少しばかり共有したいと思います。
2022年こそは幹部合宿を成功させたい!取り入れたいと思っている方々、
ぜひ、最後まで読んでいただけると幸いです!
そもそも幹部合宿を行う理由って?
そもそもどうして幹部合宿を行う必要があるのでしょうか?
結論から言うと、幹部と社長が一枚岩になるためです。
良い会社を作るには幹部同士のビジネスにおける信頼関係が必須。
ただ、それは人として信頼し合っていることが大前提。
そのため、もし人間関係が上手く行っていない、まだお互いに相手のことを知らないという状態なら、合宿を行っても意味がありません。
普段なかなかスケジュールも合わず会えない幹部陣が、同じ場所で同じ感覚を味わって、顔を合わせることで、お互いに信頼が生まれます。そうすることで、相手を知ることができ、強みの把握に繋がります。指摘もしやすくなるでしょう。
言いたいことが言える関係性になると、本当の意味で信頼し合った幹部陣になります。
まさに社長を支える最強のチームと呼べるでしょう。
とうことで、まずは一人の人間としての信頼を構築し合うところから始めましょう!
幹部合宿のステップ!どんな内容で行えば良いの?
では、合宿を充実させるにはどのように行っていくのが良いのでしょうか。
幹部合宿を行う前の準備のステップとして、幹部同士がお互いの人となりを知る”お互いを知ろう合宿”を行うのがおすすめです。
①お互いを知ろう合宿とは?
まだ幹部同士が人と人として信頼しきっていない段階で行うこの合宿。
内容としては、お互いの自己開示が主となります。
例えば、
・どうしてうちの会社に入ったか
・お互いにどう思っているのか
・お互いへの質問
そして、
・生まれてからこれまでの社会人生活を含めた自分自身の人生
・これから会社で成し遂げていきたいこと
など全てをさらけ出していきます。
信頼関係の土台をしっかりと固めたところで、いよいよ幹部合宿本番の実施です。
②幹部合宿の内容について
幹部合宿の内容ですが、すでに幹部同士がお互いのことを知っているので、人について深堀りする必要は基本的にありません。半年もしくは三ヶ月に一度、会社の経営について思う存分話し合っていただければと思います。
具体的には、
【新しい期が始まる前】
・来期の年度経営計画作成
・来期の組織設計
・社員の人事評価決定
【期の中間時点】
・年度経営計画の達成状況チェック
・下期の計画修正
【スポット】
・ミッション
・ビジョン改定
・新商品開発
・中期経営計画作成
このような内容をおすすめします。
ただ、会議のアジェンダは多いほうが良いというわけではありません。社長が一人で全部話してしまうのではわざわざ経営陣で集まった意味がありません。せっかくなら一人一人の意見を聞いてみましょう。そのため、幹部一人一人に意見を聞いていくのならそれ相応の時間がかかってしまうので、スケジュールと相談になります。テーマを少なくして掘り下げていくのがベストでしょう。
会議じゃダメなの?合宿じゃないとできない内容は?
ではここで、一つ疑問が生まれます。
なぜ、会議室ではダメなのか。
普段どおりの会議室でいつもより長めの、あるいは数日間の会議を開けばよいのではないか。
わざわざ合宿という形式を取って、寝食までともにする必要があるのか。
実は、その疑問こそが合宿でなくてはならない理由そのものなのです。
社長と幹部が一枚岩になるためには、わざわざ寝食をともにする必要があるのです。
寝食をともにすることで、同じ空間で同じ物を味わい、同じ物を見るという体験ができます。
この感覚の共有が信頼関係を構築するのに非常に大きく関わってくるのです。
一見こじつけのように思えますが、京都大学の霊長類学者である山極総長が同様の情報を発信しています。
山極総長はこう言っています、
『 五感の中の触覚や嗅覚、味覚という「共有できないはずの感覚」が信頼関係をつくる。たとえば、触覚は触れると同時に触れられてもいますから、非常に共有が難しい。だから、母子もカップルも、肌の触れ合いを長くすればするほど信頼が高まります。
それは、「触覚」という本来「共有できない感覚」を一緒に経験しているからなんです。 』
サイボウズメディア/霊長類の第一人者・山極京大総長
どうでしょう、わざわざ合宿という形で寝食をともにすべき理由を理解していただけたでしょうか?
では、具体的にどういったところにこだわって、五感を共有していくべきなのか、
続いてのセクションでご紹介いたします。
食事も移動も一緒!社長と幹部が五感を共有できる瞬間!
合宿では五感を共有すべし。とは言っても一体何をどうすればいいの?と思われた方も多いかもしれません。
弊社での幹部合宿での事例をいくつかご紹介いたします。
①移動時間
弊社ではバスターミナルや駅に集合し全員で移動を行います。
特別な事情がない限り現地集合はありません!
②お風呂
普段入ることができない大きなお風呂も合宿の醍醐味の一つと言っても過言ではありません!
重たい課題を扱う会議の疲れが取れるだけでなく、何気ない雑談から経営のヒントを得ることができ課題の解決につながるということも弊社ではよく見られる光景です。
また、今回のテーマは幹部合宿についてですが、新人研修などのビジネスイベントでもお風呂での休憩時間は非常に貴重なものであると考えられます。普段の仕事モードのときは緊張して話しかけられないような別部門の先輩、幹部にも、気軽に話しかけることができるはずです。
こういう場だからこそ聞くことのできる幹部の方々の過去の失敗談や、悩みの相談などは新人たちにとって本当に貴重なものなんではないでしょうか!
③食事
食事も全員で一緒に食べるのはもちろんのこと、食べる時間にも実はこだわりがあります!
弊社の合宿でのランチタイムは13:00から!
夜ご飯は19:30からです!
こちらは一日のスケジュールとして時間含めアジェンダに組み込まれています!
実はこの食事の時間もからくりがあるのです。ここには時間帯と生産性との関連の話になってきます。
こちらのグラフ、14時の部分をご覧いただけるでしょうか。
10時が能率のピークになっていますが、そこから緩やかに下っていき、14時に最も低くなっています。
もう、お気づきでしょうか。
弊社はこの問題を解決するためにランチの時間をもっとも仕事の能率が低い13時から14時にしているのです。
もう一つ仕掛けがあります。
会議は18時に終了し、お風呂を挟んで夜ご飯の開始時間は19時30分。
先程のグラフによると20時まで能率は上昇していますよね。この上昇時間にお風呂にはいることでクリエイティブな思考を生み出すことができるのです!
どうでしょう。
確かに経営会議や今後の方針を決めるためだけなら会議でも事足りるかもしれません。
しかし、同じ一日を過ごすことで五感を共有するためには合宿でなければならないのです!
では、そんな合宿を成功させるための場所についても簡単にお教えいたします
合宿を成功させるためのチェックリスト!4選!
ここでは小ネタですが、合宿を成功させるために必要な要素と注意点についてお教えしていきます。
① 大きい窓がある
まず最初に挙げられるものとして、大きな窓があることが必須条件になってきます。五感を共有するためにご飯やお風呂に力を入れている合宿。
とはいえ、そこで行われる会議は非常に重要かつ長時間におよんで息が詰まるものばかり。
そんな時に、窓が小さいもしくは無い会議室だったらどうでしょう。気分を切り替えることができず、非常に重苦しい会議になってしまいます。外の風景を見て、リフレッシュするという意味でも、大きい窓がある会議室は外せない要素になってくるのです。
② 露天風呂
こちらは弊社の小ネタ的な話になってしまうのですが、大きなお風呂(できれば露天風呂)は必須となってきます!小さいお風呂では疲れが取れません。また、伸び伸びとすることもできず、入浴しながらのディスカッションにも花が咲かないということが起こってしまいます。
ぜひ、合宿場所を決める際には大きなお風呂、要チェックしていただきたいです。
③ ホワイトボードやプロジェクターなど、会議に必要な備品はあるかどうか
こちらの備品、なくても自社で持っていけば良いので合宿先になくてもOKです。
しかし、一番避けなくてはならないのが、あると思って何も持っていかずに向かったら、合宿先にも置いていなかった。という事態です。事前にしっかりと確認しておいたほうが良いでしょう。
④最後に最も大事な注意点として、
合宿の内容は会議の議題やその日のご飯の時間まできっちりスケジュールに入れておく必要があるでしょう。段取りが上手くいかなかった結果グダグダになり失敗してしまうことだけは避けましょう。
いかがでしたでしょうか…?
今回は社長と幹部が一丸となって行う幹部合宿について、内容や合宿ならではのメリットも含めてまとめてみました。
社長と幹部が一枚岩の会社を作ろうと思った場合は、しっかりとインプットした上で幹部合宿を行うのが一番であると感じます! ぜひ、取り組んでみてください!
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