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企業の採用活動の一環としても、定着しつつあるインターンシップ。職場を体験し社会人生活をシミュレーションできるため、学生にとっては業界・企業研究のためにも有効な手段といえます。
インターンシップの参加率は年々上昇していますが、学生はどのようなカリキュラムを希望しているのでしょうか。今回は、満足度の高いインターンシップを実現しつつ、自社の魅力を伝えられるインターンシップのつくり方やポイント、代表的な例も含めて紹介します。
学生が求めるインターンシップとは
学生のインターンシップ参加率は年々上昇しており、大手転職情報サイトが行った調査によると、2021年卒者は約85%の参加率に達しています。
そもそも、学生がインターンシップに参加する目的は何なのでしょうか。学生にとっての参加メリットや、近年のインターンシップに対するニーズや傾向も含めて解説します。
学生がインターンシップへ参加する目的
インターンシップに参加する目的は学生によってもさまざまですが、なかでも代表的な目的と理由を3つ紹介しましょう。
志望する業界・業種を明確にするため
1つ目は、どの業界・業種の企業へ就職するかを決めておらず、就職活動の方向性を明確にするためにインターンシップへ参加するというケースです。
スムーズに就職活動を開始するためにも、大学1年、2年といった早いタイミングからインターンシップに参加する学生も少なくありません。
視野を広げるため
2つ目は、すでに志望する業界・業種は決まっているものの、さらに就職活動の視野を広げるためにインターンシップへ参加するというケースです。
ほかに自分自身に合った業界・仕事がないか、インターンシップを通して現場を体験することで視野を広げられます。
企業のことを詳しく知るため
3つ目は、志望業界はもちろんのこと、入社を希望する企業がすでに決まっており、さらにその企業のことを詳しく知るためにインターンシップへ参加するケースです。
また、いくつか企業の候補があり、志望の優先度を決めるためにインターンシップへ参加するケースも少なくありません。
インターンシップへ参加するメリット
インターンシップに参加することは、学生にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。
働くことのイメージがつかめる
学校生活や就職活動だけでは、社会人として働くイメージがつかみにくいものです。
インターンシップを通して仕事を経験することで、職場の雰囲気や業界の具体的なイメージを明確化できるようになるでしょう。
さまざまな人の意見や考え方に触れられる
インターンシップでは、現役の社員やほかのインターンシップ参加者とコミュニケーションが図れます。普段の学校生活では接する機会が少ない人とコミュニケーションを図ることで、今後の企業選びの参考にできるでしょう。
インターンシップに対するニーズと傾向
インターンシップに参加する目的やメリットは1つではないため、ニーズもさまざまです。しかし、普段の生活では体験できないプログラム内容をインターンシップに求めているという傾向は共通しています。
たとえば、現場での仕事体験や会社・職場見学、グループワークなどが支持を集めやすい傾向にあります。なお、実施期間が1日または数日と短期間の場合には仕事体験が難しいケースも多いため、グループワークや社員との座談会などが支持されやすいようです。
インターンシップ・カリキュラムのつくり方とそのポイント
では、学生が求めるインターンシップを実施するために、どのようなカリキュラムをつくれば良いのでしょうか。作成時の手順やポイント、注意点を解説します。
インターンシップ・カリキュラムのつくり方
インターンシップのカリキュラムを作成する際には、以下のフローに沿って進めていきましょう。
①ゴール・目的の設定
はじめに、何を目的としてインターンシップを行うのかを考え、具体的なゴールを設定します。具体的な一例としては、「エントリー数の増加」や「採用のミスマッチ防止」などが考えられるでしょう。
②対象となる学生の設定
募集要項や採用基準と照らし合わせながら、インターンシップの対象とする学生を設定します。たとえば、「◯◯年に卒業見込みの大学生」や「理系学生」、「文系学生」などが挙げられます。
③実施期間の設定
インターンシップの実施期間を検討します。1日〜数日間の短期で実施するケースもあれば、1週間またはそれ以上の長期間実施するケースもあるでしょう。
通常業務との兼ね合いや実施時期、対象となる学生の人数なども考慮しながら実施期間を設定します。
④自社の魅力を分析
インターンシップでは、参加する学生に対して「この会社で働いてみたい」と感じさせることが重要です。そのため、他社にはない自社ならではの魅力や強みを考えてみましょう。
経営理念やビジョン、戦略、事業内容、業務内容、組織の風土・文化、人事制度などに分けて整理すると分析しやすいはずです。
⑤カリキュラムの検討
上記で分析した自社の強みを体験できるインターンシップのカリキュラムを検討しましょう。
実施期間に応じて最適なカリキュラムも異なりますが、たとえば短期間でのインターンシップの場合は、会社説明や見学会のほか、グループワークや座談会などがおすすめです。一方、1週間から数週間におよぶ長期間のインターンシップでは、実際の現場で業務を体験してもらうことも可能です。
インターンシップ・カリキュラムをつくる際のポイント
満足度の高いインターンシップのカリキュラムを考えるためには、どのようなポイントに注意すべきなのでしょう。
インターンシップをはじめる前にガイダンスや説明は必要ですが、座学のような説明ばかりに終始してしまうと、企業説明会と同じ内容となってしまいます。
学生自身が仕事内容を体験し、その企業で働く魅力を肌で感じられるようなカリキュラムが理想的といえるでしょう。短期間のインターンシップで就業体験が難しい場合には、社員との座談会などを取り入れてみるのもおすすめです。
代表的なインターンシップのカリキュラム
インターンシップで実施するカリキュラムの具体例ごとに、それぞれの特徴やおすすめの実施期間を紹介します。
会社・職場見学
【特徴】
実際に社員が働いているオフィス内や工場内の様子を見学します。
【おすすめ期間】
1日から数日程度の短期から、数週間におよぶ長期まで実施期間に関係なく取り入れられます。
グループワーク
【特徴】
インターンシップ参加者同士で少人数のグループを構成し、実際の業務を想定した企画立案や課題解決のシミュレーション、プレゼンなどを体験します。
【おすすめ期間】
1日から数日間といった短期間のインターンシップにおすすめです。仕事体験が難しい場合でもグループワークは実際の業務をシミュレーションする方法として有効です。
座談会
【特徴】
現役の社員を招き、自社の魅力や仕事へのやりがいなどを紹介してもらいます。また、インターンシップ参加者からの質問なども受け付けながら、疑問を解消していきます。
【おすすめ期間】
グループワークと同様、1日から数日間の短期間でのインターンシップにおすすめです。仕事体験が難しく、現役社員と直接触れ合う機会が確保できない場合に座談会は有効な方法といえるでしょう。
仕事体験
【特徴】
部署やチームにインターン生としてアサインし、一定期間にわたって仕事を体験してもらう方法です。数カ月単位の長期間のインターンシップの場合、アルバイトと同様に報酬を支払うケースもあります。
【おすすめ期間】
短期間での実施は難しいため、少なくとも1週間以上の長期間のインターンシップがおすすめです。
インターンシップで採用力を強化しよう
学生にとってインターンシップとは、自分自身が社会人としてキャリアを積んでいく具体的なイメージがつかめる場であると同時に、各業界や業種、企業の特色を体験できる貴重な場であります。
企業がインターンシップのカリキュラムを作成する際には、自社の魅力・強みが伝わるよう実施期間も含めて内容を検討しましょう。
学生にとって魅力的なインターンシップのカリキュラムを実施することで、エントリー数の増加につなげられ優秀な学生を採用できると期待されます。
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