白潟総研グループがご支援させていただいた「白潟敏朗オンラインサロン」について、
株式会社こだま　代表取締役の福島 健一朗 様にインタビューを実施しました。

【 白潟敏朗オンラインサロンとは 】

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●　白潟敏朗オンラインサロンを知ったきっかけは何だったんでしょうか？

きっかけは、Facebookです。
白潟さんのオンラインサロン開設の投稿を拝見して、「組織づくりって実際どんなことが学べるのだろう？」と気になったのが始まりでした。2代目社長として自分がこれから組織をどうしていくべきか悩んでいたので、非常にタイムリーなテーマだったんです。白潟さんからもちょうど同時期にご紹介をいただいたので、内容をよく聞いてみました。すると、「理念」や「ビジョン」といった私が今まさに直面している課題で、「これは参加するしかない！」とそのまま即決でしたね。


●　弊社サロンへの加入の決め手は何だったんでしょうか？

今まさに私の“求めていたもの”がそこにあったからです。
求めていたものとは、2代目社長として会社を率いていくにあたって、私が今後「どんな組織づくりをしていくべきか」ということですね。
先代がいた頃は、当然ですが会社を拡大し成長させるために、業績を伸ばすという一点に集中してきました。一方で、当初から理念経営を目指していた私としては「このままでいいのだろうか？」という想いも持っていました。
けれども代替わりして初めの3,4年は、私自身も“社長が何をすべきか”がわからず試行錯誤の毎日だったんです…。
それが、ちょうど半年ほど前から目指したい姿が明確になってきました。ある出来事を通して、事業だけでなく組織としてもしっかりした企業がいかに強いかを感じたんです。それから、「社風ではなく、文化のある会社にしよう」と改めて思いました。そのためにも、理念やビジョンについてまずは私が詳しくなろう！そして全社でしっかり方向性を再確認していこう！と参加を決めました。

●　弊社サロンでのどのようなサービスが印象に残っていますか？

サロンは全体を通して非常にわかりやすく、毎度組織づくりに関して新たな学びを得られるのが嬉しいです。
それに加えて、セミナー後に動画をご共有いただけるのがとってもありがたいです！
この動画を弊社の経営管理部門にも見てもらうことで、間接的ではありますが私の想いを伝えることができています。今までも何度も私の想いを社員のみんなに伝えようと試みましたが、その度に失敗してきました。「伝えよう！伝えよう！」という気持ちがどうにも先走ってしまうんです。それに対して、動画は「さすが白潟さん！」といったところです。まさに私の伝えたかったことを“シンプル”かつ“わかりやすく”話してくれているので、社員もしっかりとその言葉を受け止めてくれました。「伝える側と受け取る側」両方そろって初めて対話が成立することにも改めて気付かせてもらった瞬間でした。


●　弊社サロンで学んだことを自社で実践されてみていかがですか？

サロンの流れに合わせて、理念とビジョンまでは固まりました。
そして続きの行動指針については、これから考えていこうという段階です。
こうした状況や私の想いについて、先日社内であった経営方針発表会でも共有しました。これからの会社の方向性に関わる大切なことなので、白潟さんから教わった松下幸之助さんのお話や柳井正さんのお話も交えつつ、30分程かけて丁寧に伝えました。皆興味をもって真剣に聴いてくれたので、時間をかけた甲斐があったと思っています。また役員以外の社員に向けては、内容を簡潔にまとめて社内ＳＮＳで共有しました。私の今大切にしていることを全社員に向けて発信することができたので、これからの組織づくりがより楽しみです。


●　これから弊社サロンにどのようなことを期待されますか？

『社長と幹部が一枚岩の組織になる』というテーマがあると伺いましたが、そのために必要なことや、幹部の育て方について知れたら嬉しいです。
まだまだ先代の影響力は大きいですし、2代目社長の私と幹部との温度感、頭と体が一致していないようなもどかしさを感じることもあります。
これから会社をより良くしていくために、「どうやって幹部を育てていけばよいのか？」「どういった人が幹部に向いているのか？」をぜひ教えていただけたら嬉しいです。

●　これからどのような会社（組織）にしていきたいですか？　

私の理想は、リーダー（幹部）に対して理念やビジョンといった私の想いをしっかりと共有することで、それが社員全体にも自然と浸透していくような組織です。
そんな団結した組織を目指して、まずはビジョン追求と他者貢献のできる“志が高いリーダー”を育てていきたいですね。リーダーが増え、組織の目指す方向性が社員に浸透するようになれば、より働きやすい会社・働き甲斐のある会社になります。

また、「成果主義＝個人主義」と勘違いされる方がたまにいますが、私はそうは思いません。どんな仕事も一人だけではできず、仲間との協力があって初めて達成できます。“こだま”は、チームワークを大切にする会社でありたいと思っています。

少し表現を変えますと、こうしたリーダーを少しづつ増やして、ゆくゆくは“酒蔵”のような組織になるのが一つの理想です。酒蔵は、いい麹を入れて放っておくだけでポコポコと麹が湧いてきて、時間が経てば自然と美味しいお酒が出来上がります。その元になるいい麹を意味するのが“志の高いリーダー”です。何年もかかると思いますが、年月が経つほど深い味わいも出てきますよね。
こんな酒蔵のような組織、団結した組織を目指して、これからもサロンで学べることをどんどん吸収していきたいと思います。