――白潟総研に発注を決めた理由を教えてください！

羽嶋氏：自社に合わせてスクラッチで１から人事制度を作っていくことができるところに、一番の魅力を感じて発注をしました。他社のサービスは「決まったパッケージとしてすでに完成された制度がいくつかあり、そこから選んで会社に合わせて多少のカスタマイズしていく」というものが多かった印象です。
うちの会社は、ビジネスモデルが特殊で同業他社も少ないですし、社長や私たち幹部のパッションも強く、「上場企業によくあるような人事制度」を移植してもうまくいかないのでは、という懸念がありました。
今回担当してもらった石川さんに相談したところ、パッケージの販売ではなく、自社に合わせてスクラッチでつくってくださるというお話をもらって、お願いすることに決めました。


――弊社のサービスはご期待に応えることができましたか？具体的にどんな変化が起こりましたか？

村上氏：「Yes」ですね！期待に応えていただきました。まだ制度ができたばかりなので具体的な変化はこれからというところではありますが、今まで「やらなきゃね」と言っていた制度作りが実現できました。「今後どういう変化を起こしていくか」の道筋が見えてきたことが変化ですね。
制度作りのために、何度も石川さんも含めて幹部でミーティングをしたことで、幹部3人で共通認識のアウトプットを作り出せたことが良かったです。これからの変化を期待できる、土台の部分を作ることができました。

中林氏：期待に応えていただいたかなと思っています。石川さんに粘り強くコミュニケーションをとっていただきましたし、常に私たちの目線で一緒に考えてくださったプロセスにも大満足です。実際に、この前上期の評価を行ったのですが、「何が評価されて何が足りないのか」という部分をメンバー自身も理解できるような制度になりましたし、私たちが評価について質問を受けても、制度に沿って適切に答えることができました。
「これからどうしていけばいいのか」の部分も明確になり、フィードバックや評価の質がかなり上がったと思っています。また、幹部たちの中でも、「何を評価して、どんな人を評価していくのか」を共通言語化できたのも良かったです。

羽嶋氏：「最初から完璧な人事評価制度を目指すな」と最初に言っていただいたのもよかったですね。最初に完璧なものを作ると形骸化してしまうので、まずは柔らかい状態のものを作り、ブラッシュアップを前提とした「変化に対応できる制度」を作ろうと言ってくれたのが非常に良かったです。私たちも気を楽にして、ポイントを押さえた制度の構築ができたと思っています。

――今回ご提供したサービスの「ここが良かった！」は何でしたか？

中林氏：やっぱり良かったのは「石川スタイル」ですかね。石川さんのコンサルのスタイルが私はとても好きでした。前のめりですし、「じゃあこうしましょう！」と柔軟な提案を都度いただいたので、はじめに議論していたものと最後に形になったものは全然違うと思います。たくさんの議論と提案のプロセスを経てできた制度にはやっぱり納得感も満足感も高いです！

村上氏：同感です！もはやサービスの良さなのか石川さんの良さなのかわからないのですが・・・（笑）
「アウトプットをつくる」という点よりも、それまでのディスカッションの過程が非常に良かったです。ディスカッションに力を入れるとアウトプットがまとまらなくなってしまう傾向にあると思うのですが、いい形に持っていくことができました。第三者である石川さんのファシリテートがあったからこそです！
出来上がった人事制度は、良い意味で「ゆるい形」でできていて、これからの変化に対応できる仕組みになっている、このバランスが絶妙だと思います。さらに、制度の運用をするためのベースや筋道もある程度作ってもらったので、石川さんのこのコンサルスタイルが一番良かった点ですね！


――白潟総研はどんなご企業様にオススメですか？

羽嶋氏：まだ人事制度がなかったり、創業者がふんわりと作ったものしかなく、これから人員拡大をしていくような規模感の会社におすすめです。ある程度成熟している会社というよりも、「これからの会社の成長に合わせて、どんな制度をつくっていくべきだろうか？」という視点を持っているような会社が合うと思います。
白潟総研さんと制度を作るときには、「どんな人が自社にとってベストな人財か」という部分から経営陣でディスカッションして定義づけすることができるので、これから人員を増やしていきたいスタートアップ企業には非常におすすめです。

中林氏：長いお付き合いをしていくコンサルを探している会社には白潟総研がいいんじゃないかなと思います。制度は、作って終わりではなく、そこから進化させていく必要があると思っているので、軌道修正や作った後のアップデートも含めての長いお付き合いができる会社におすすめしたいです。

村上氏：「コンサルを依頼する」というより、「一緒に創業期をつくる」という感覚があったので、ただコンサルを探している会社というより、一緒に作りたい、考えたいと思っている会社におすすめしたいかなと思います。
「制度をつくってほしい、全部依頼したい」と丸投げしたい会社ではなく、「自社でやりたいことがあって、良い意見はたくさん出るけれどみんなが納得できるいいところに落ち着かない・・・」という時はぴったりと石川さんがいいところにはめてくれるので、そんな悩みを持つ会社には非常におすすめです！


――今後の貴社の展望を教えてください！

羽嶋氏：働く場所やその人のライフスタイルに関わらず、仕事の成果に対してフェアな評価ができるような仕組みづくりをさらに進めていきたいです。
私たちの会社は、「どこにいても、何をしても、個人が自分の力を発揮して、付加価値を出せるような世の中を目指してプロダクトを作っていきたい」という想いから創業しました。現在、日本・ベトナム・シンガポールに拠点がありますが、どこで仕事をしていても社員が同じように評価を受けられなければ、会社の想いとは異なってしまいます。この会社で働いてくれている社員たちには、どこにいても、どのようなライフスタイルでも個人の力が発揮できるような環境で働いてもらいたいですし、そのための人事制度をしっかりと整えていきたいと思っています！

お客様のご支援を担当させていただいた石川が作成したホワイトペーパーはこちらです。

《中小・ベンチャー企業のための人事評価制度チェックリスト》

人事評価にお悩みの方、石川にご興味お持ちいただけた方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。