井上 麻衣の物語
社長を愛するコンサルタントとして、白潟総研の幹部として、私が目指したい姿。
「社長の分身として夢を共に叶える幹部になりたい」
そして全ての社長にそんな存在をつくる支援がしたい。
経営者は「孤独」である。
私が新卒でトーマツに入社し、コンサルタントとして初めて学んだのが、この言葉でした。
親が経営者なわけでもない、経済や経営を学んだわけでもない、経営者が孤独だということなど、何も理解していない私が、コンサルタントに興味を持ったのは、学生時代のアルバイトがきっかけでした。
サークルにも入らず、居酒屋のアルバイトに明け暮れていました。オープニングスタッフとして立ち上げから携わり、閉店後は店長や料理長と一緒に「どうすればもっと良いお店にできるか?売上を上げられるか?」と語り合う毎日。
そんな経験から、自然と「悩んでいる経営者の役に立てる仕事」に興味を持ち、コンサルタント業界に
飛び込みました。
当時の私は、「楽しそう!やってみたい!」という思いだけで、経営者が抱える本当の苦悩や孤独を何ひとつ知りませんでした。
数えきれないほどの社長にお会いし、様々なお悩みを聞かせていただく中で、ようやく経営者のリアルを実感しました。
みなさんが共通して語られるのは「幹部に対する悩み」。信じられる右腕がいない、夢を共に走ってくれる存在がいない。優秀な幹部はいるけれど幹部には相談できない悩みがある。その言葉の端々から、経営者は本当に孤独なんだと肌で感じたのです。