【承継記念セミナーレポート】後継者育成に魔法はなかった! ~ 白潟の10年間に及ぶ、愛と時間の後継者育成 ~

こんにちは!白潟総研の服部です。

実は1月22日木曜日、「承継記念セミナー」を開催しました。
2025年10月に代表が交代し、
白潟から石川にバトンタッチが行われたことを記念したセミナーです。

白潟が経営者として、最も得意としてきたこと。
それが「幹部・経営者の育成」でした。

白潟は、白潟総研の後継者である石川を含め、
22年間の経営者人生の中で30名以上の経営者を輩出してきました。

もちろん、最初からうまくいったわけではありません。
多くの失敗を経験し、遠回りもしながら、それでも諦めることなくやり続けました。

そのノウハウや、実際にやってきたこと、そして正直な失敗談を、
「白潟 × 石川のパネルディスカッション形式(師弟対談)」で実施しました。

当日は100名以上の方にお越しいただき、大盛況に終えることができました。

本記事では、その場で生のやり取りを目の当たりにしていた立場から、
「3つの問い」に沿って内容をサマリーとしてお届けします!

経営者の頭を悩ませる後継者・幹部育成の3つの問い

セミナーでは経営者の頭の悩ませる3つの問いを切り口に
パネルディスカッションを実施しました。

その3つとは・・・
① 後継者・幹部をどう選ぶか?
② 後継者・幹部育成には、どれくらい時間がかかるか?
③ 後継者・幹部育成とは、具体的に何をすべきか? です

① 後継者・幹部をどう選ぶか?

多くの会社で起きがちなのが、「能力が高い人」「成果を出している人」を
幹部候補に据えてしまうことです。

確かに「成果を出せる能力があること」は幹部になるうえでの必須条件です。

しかし白潟は、明確にこう語りました。
「能力があるだけでは、幹部にしてはいけない」

白潟は、幹部候補を選ぶ際に「幹部の前提条件」 を明確に定義してきました。

前提条件の中でも特に印象的だったのは、
「主語が自分ではなく、会社になっているか」という視点です。

会社の未来を楽しそうに語れるか。
会社が厳しい局面に立たされたとき、逃げずに支えようとするか。

そのような人こそ、後継者・幹部の在るべき姿です。

ちなみに幹部の登用を間違えたとき、信頼を失うのは経営者です。

「なんで社長はあの人を幹部にしたんだろう」

そう社員に思われた瞬間、経営者の判断力そのものが疑われ始めてしまいます。
幹部を育成する前に、本当は幹部の人選に命を懸けなくてはなりません。

また当日は白潟総研で活用していた「幹部の前提条件」や
自社独自のものを作成する際の枠組みについても、濃密な師弟対談がなされました。

② 後継者・幹部育成には、どれくらい時間がかかるか?

この問いに対して、白潟は非常に率直でした。

「幹部育成には5〜10年、後継者育成には10年以上かかる」

多くの経営者が、「もう少し早く何とかならないか」「3年くらいで形にならないか」
と考えがちです。

しかし現実は、そう甘くありません。

人の育成に魔法はない。人が育つのは、どうやっても時間がかかります。
だからこそ早くに着手しなければなりません。

重要なポイントは
「幹部育成が重要課題だ」とはっきり自覚した時点で
着手が遅れてしまっている可能性がある
、ということです。

そこから本当に育つまでに少なくとも5年はかかってしまうからです。
だからこそ、「まだ大丈夫な今」から着手しなければならない。

白潟は、そう繰り返し強調していました。

ちなみに、当日は石川が社長に就任するまでの
具体的な成長プロセスもお見せしました。

そのプロセスを見た経営者はどの方も、「最低5年、普通にやれば10年コースだな」と
確かに腹落ちしていただけたと思います。

③ 後継者・幹部育成とは、具体的に何をすべきか?

具体的に行ったことは、とてもシンプルです。

新規事業の立ち上げ、圧縮負荷のかかる経験、修羅場、失敗経験、離職の痛み、白潟との濃密な対話。
どれも幹部育成の重要なテーマです。

実は、これらを
「ここまでやるのか」

という水準まで突き詰めてやり切ったのが白潟なのだと、石川は言いました。

白潟は、特別な才能や魔法のような育成手法を持っていたわけではありません。

ただ、やるべき本質的なことを、10年という時間をかけて行ってきました。

そしてそれこそが、
簡単そうで、最も真似ができないことなのだと感じさせられました。

なぜ白潟は、ある種の「執念」を持って
後継者・幹部育成に取り組むことができたのか?


それは、承継に失敗したときに失われるものの大きさを、
誰よりも現実的に理解していたからだと感じました。
(実際に白潟は過去に一度、事業承継に失敗しています。その話も当日共有されました)

最後に

「そろそろ、本気で向き合わないといけない」

今回の承継記念セミナーは、そんな感覚をお持ちの経営者の方にとって
「動き出すきっかけ」になったと感じています。

魔法のような解決策はありません。
しかし、現実と正面から向き合った、再現性のある話をお伝えします。

■東京
3月4日(水) 17:00 - 18:30
https://www.ssoken.co.jp/seminar/260304/


■大阪
2月16日(月)16:00 - 17:30
https://www.ssoken.co.jp/seminar/260216/


こちらの日程で開催しますので、ぜひご参加ください!