【小林 美月の異文化体験録】エレファントストーン社に学ぶ!ビジネスに繋がる「周年イベント」大成功の秘訣

こんにちは!白潟総研の小林です!

日頃から多くの中小・ベンチャー企業の経営者さまとお話をさせていただきますが、多くの社長が一度は悩まれるこのテーマ。

「周年記念イベント、どうやってやる?!」

社員や業務委託人材など身内だけで和気あいあいと実施するのか、お客様やパートナーを招待して堅めのセレモニーとしてやるのか…
さまざまな開催の方法があるからこそ、悩んでしまいますよね。

先日、白潟総研が日頃パートナーとしてお世話になっている、株式会社エレファントストーンさまの創業15周年イベント、「ELEPHANT CIRCUS」にご招待をいただき、ご参加させていただきました。

これが、私にとってはちょっとした異文化体験。
これまで参加させていただいていたどこの企業のイベントとも異なる、エレファントストーンさんの「らしさ」あふれる素敵なイベントでした!

この感動的なイベントがどのようにして生まれたのか。
「ぜひ、インタビューさせてください!」と熱烈オファーをしたところ、発案者でありプロジェクトを牽引された秋山真衣さん(以下、秋山さん)に、お話を伺うことが叶いました!

そこから見えてきたのは、中小ベンチャー企業が自社イベントを大成功させ、さらに「その後のビジネス」に繋げるためのヒント。
今回私が得た学びを、みなさまにシェアできたらうれしいです!

目次

どんなイベントだったのか?

一言で言うなら、「大人が本気で楽しむ学園祭」のような空間でした。
中央にはメインステージや移動自由の椅子があり、その周りにはいくつかのブース。

メインステージでは、創業メンバーによる自社の歴史を振り返るパネルトークが行われていて、周りは社員それぞれが自分の強みを活かしたブースを出店していました。


占いが得意な社員による星占い部屋、資格を持った社員が提供するSPAコーナー、絵が得意な社員による似顔絵コーナーなど、さまざまなブースが立ち並んでおり、どこも大盛況を見せていました。

これは、メンバーの多才な良さを知ってもらうための仕掛けだそう。
お客様との信頼関係を作る、お客様に愛されることが前進につながる業種・業態では、究極のファンづくりになる演出でした。

そのほかにも、「お客様を楽しませる」かつ「感謝を伝える」工夫が仕込まれていたので、一部をご紹介いたします!



①出入り自由のラフな会


そして、今回のイベントで私がいちばん驚いたのが、座席がカチッと決まったセミナー形式ではなく、基本は「出入り自由」だったこと。
お酒やケータリング(大人気のハンバーガーなど!)を片手に、メインステージを楽しむも良し、周りのブースに行くも良し、満足したら早めの退出も良し…と、決して楽しみ方を押し付けず、ラフな会として楽しめる工夫がありました!


楽しみ方を強制しない…それぞれが、自由に思うように楽しんでもらえたらいい…そんなエレファントストーンさま「らしさ」が強く出た形式だと感じました。



②「サーカス」をテーマにした、素敵な飾り付け


空間作りも徹底されていました。今回は「サーカス」をコンセプトに、世界観が統一された可愛い装飾やキービジュアルが会場全体を彩っていました!



③思わず社員に話しかけたくなる沿革パネル


「ただ、なんとなく空間が楽しい」だけではなく、「エレファントストーンについてもっと知りたい」を叶える沿革パネルコーナーがありました。
ここでしか知ることのできない裏話など、思わずこのあと社員さんに話しかけてしまいたくなるエピソードが盛り込まれていました!


※創業の2011年から2026年まで、15枚のパネルが並んでいました…!

イベント立ち上げの背景:社員プレゼンの場「E-1グランプリ」

今回の15周年のイベントの企画が始まったのは、会社でやってみたいポジティブなアイデアを社員が自由に発表する「E-1グランプリ(※M-1グランプリをもじった社内プレゼンイベント)」だったそうです。

ここで、秋山さんが「これまでお世話になった人たちを集めたイベントをやりたい!」とプレゼンしたことがすべての始まりでした。

「15周年という節目は、会社が無条件にお祝いしてもらえる特別な機会。だからこそ、これまで会社を支えてくれた社内メンバーはもちろん、お世話になったお客様、パートナー企業さま、社員のご家族へ、とにかく『感謝を伝える場』にしたい。みんなでお祝いをしたい。」

そんな秋山さんの強い想いが伝わり、今回の企画がスタートしたそうです。

イベントを成功に導いた2つのキモ

手探りの中で約500人規模のイベントを大成功に導いた秋山さんのお話から、中小ベンチャー企業が真似すべき「2つのキモ」を学びとして抽出してみました!



①外部の専門家を上手く使うこと


自社イベントとなると「全部自社で内製しなければ…」と思いがちですが、エレファントストーンさまのすごいところは、外部のプロの力をとても上手く使っていたことです。

コンセプトメイキングや全体のブランディング、可愛いキービジュアルの制作は、
ブランディング伴走パートナーへ協力を依頼し、
初めてとなる社外の広い会場を使った空間プロデュースは、イベント専門会社へ依頼。

外注に丸投げするのではなく、複数の外部パートナーと上手く組んでアイデアをもらい、自社はPM(プロジェクトマネージャー)として意思決定に集中する。

自社の大切なイベントだからこそ、プロの力を使うことで最大のクオリティを追求されていました。



②「社内の強み」をしっかり使うこと


一方で、自社のコアな強みは一切妥協せずに尖らせていました。

前述した社員の個性を活かした「ブース展開」もその一つ。
そのほかにも、当日会場で上映されたブランディングムービーは、映像制作の強みを存分に活かした圧巻のクオリティでした。

トークの合間には過去に社内イベントで好評だったマジシャンのサプライズ登場させるなど、「飽きさせないおもてなしの設計」は社内の知恵を結集させたもの。

さらに、運営チームが綿密なシフトを組み、当日は社員全員が自分の役割を持って、それぞれの場で「主役」として来場者を楽しませていました。

外部の専門家をうまく活用し、自社の強みを活かしきる。
この2軸が掛け合わさったことで、クオリティ高く「エレファントストーンらしさ」あふれる感動的なイベントがつくられていました。

おわりに:イベントを「楽しかった」だけで終わらせない仕組み

「せっかく時間をかけて行うイベント。『楽しかった』だけで終わってしまったらもったいない!だから、関係性を深め、次に繋げていくことはすごく大事にしていました。」

中心となって企画した秋山さんが、イベント成功の鍵として最後に語ってくださったのは、イベントを単なる「点」で終わらせない仕組みについてでした。

過去に制作した映像を見ることができるコーナーが用意されていたり、「映像駆け込み寺」ブースが用意されていたりと会場にコンテンツが十分用意されていることで、
単に「楽しみたい」という層だけでなく、「エレファントストーンに何かお願いしたい」というお客様層をしっかりと取り込める環境がつくられていたのです。

中でも印象的だったのは、退場時に名札を返す構造です。
返却ボックスが「個別打ち合わせ希望」「今回は希望しない」の2つの選択肢に分かれており、お客様への負担を減らしつつも「次の一手」に自然と繋がる構造になっていました。

その結果、会場のクリエイティブや上映ムービーに感動したお客様から、
「うちもこんな映像を作りたい」「こんなイベントをやりたい」という相談が、すでに次々と舞い込んできているそうです。

「感謝を伝えること」を大前提にしながらも、結果として「自社のファンを増やし、次のビジネスを生み出す場」として120%機能している。

まさに、中小ベンチャー企業が目指すべき理想の自社イベントの姿ですよね。

エレファントストーンさまは、「ELEPHANT CIRCUS」イベント当日の様子が伝わるYouTube動画も投稿されているので、ぜひ併せてご覧ください!
【ELEPHANT CIRCUSへの道 第5弾】ついに…本番当日!イベントを完全密着レポート

「うちの会社でも、そろそろ周年イベントを考えたいな」
「でも、通常業務もある中で何から手を付ければいいんだろう……」

そんなお悩みをお持ちの社長、人事・総務のご担当者さまがいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください!
エレファントストーンさまにお願いすると、今回の企画に携わった素敵な外部パートナーをご紹介いただけます……お繋ぎします!

加えて、自社らしさを活かしたイベントの設計やファンに愛される仕組みづくりについても、いつでも白潟総研の”担当”が壁打ちいたします!
ぜひ、ご活用ください!

最後になりますが、素晴らしいおもてなしの空間を体験させてくださったエレファントストーンの皆さま、そして貴重なお話を丁寧に聞かせてくださった秋山さん、本当にありがとうございました!

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