白潟総研 承継ストーリー 《承継直後の2年間》|メンバーサイド

こんにちは!白潟総研のコンサルタント、小林です!

1月から連載を開始した「白潟総研承継ストーリー」も、今回が最終回となります。

 

▼過去の承継ストーリーはこちら

①代表・石川サイド
②No2・畦田サイド
③経営幹部サイド


上記に続く今回は、「メンバー編」。
創業者 白潟が代表を務める時代に入社した、メンバー3名にインタビューをしました!

登場人物紹介


服部匡伯
所属:人・組織コンサルティング事業部
入社:2019年 インターン開始、2021年 新卒入社
コンサルタント紹介:https://www.ssoken.co.jp/archives/consultant/hattori-masanori


齋藤幸彦
所属:M&Aコンサルティング事業部
入社:2022年 中途入社
コンサルタント紹介:https://www.ssoken.co.jp/archives/consultant/saito-yukihiko


渡邉菜生
所属:経営資本マネジメント部
入社:2021年 新卒入社

目次

2023年9月末~10月:承継発表

新社長が発表されたのは、経営チーム内で議論を重ねた半期合宿の2日目でした。
※白潟総研の合宿は、半期に1回・2泊3日で、1日目は幹部のみ参加、2日目の朝からメンバーが合流するという形です。

合宿2日目のアジェンダには「事業承継について」の文字。
どこか緊張感のある会議室で、白潟から発表がありました。
 
 

Q. 白潟さんから「哲也さんが新社長です」と発表があったとき、どう感じましたか?


齋藤:
正直なところ、「ふーんそうなんだ」くらいにしか思わなかった気がします。
哲也さんには「他事業部のトップ」というイメージくらいしか持っていませんでした。

当時はM&A事業の立ち上げに奮闘していた時期だったので、承継のところまで深く考えていなかったというか…

渡邉:
違和感は全くなかったです。アジェンダを見て「ついに承継のタイミングか〜」と感じたと同時に「哲也さんだよな」と当たり前に思っていました。

服部:
私も、「そうだろうな」と予想通りでした。承継を自然と受け入れていた、というか…。
ただ、その合宿の帰り道、言葉にできない寂しさを感じたことを覚えています。

渡邉:
たしかに。「寂しい」という感情は大きかったですね。
「これで、私が主導する合宿は最後になります。」と最後に挨拶した白潟さんの顔が忘れられなくて。

服部:
白潟さんロスっていったらいいのかな。
合宿中はその場に必死で気がつかなかったのですが、帰りに駅でメンバーと別れて一人になった瞬間、今まで感じたことのない、はじめての感情に襲われたことを覚えています。

齋藤:
「白潟さん、寂しいんだろうな」と思ったのは、私も記憶に残っています。
新経営チームがどうこう…という未来を思い描くよりも、「一つの時代が終わるんだな」という感覚を持っていました。
 
 

Q. 2023年10月、新体制がスタートしてから、どうでしたか?


服部:
なんとなく、ソワソワした雰囲気はあった気がします。
でも、大きな変化があったかと問われると、特になかったのかもしれません。

齋藤:
M&A事業部こそ、全く変化はなかった気がします。
今まで通り、事業部長は畦田さんで、白潟さんも1か月に1回はM&A事業部の会議に参加してくださっていました。
(※M&A事業部立ち上げ当時、白潟が毎月M&A事業部の会議に参加し、事業のレビューを行っていました)

新体制がスタートしてすぐは、哲也さんは「あまり知らない人」のままだったかもしれません。
ただ、少しあとの2月、個人的に哲也さんと二人でゴルフに行ったんです。
ゴルフの時間やそのあとの銭湯でいろんな話をして、距離が縮まった気がしました。
 

 
目に見える大きな変化はない一方で、
一部のメンバーにとっては新社長となった石川との関係性を紡ぐ期間となっていたのかもしれません。

2023年12月~:繰り返し伝え続けられた「変わらないこと」

承継直後は、メンバーにとってはあまり大きな変化や影響を感じない時期でした。
とはいえ、だんだんと「この先会社はどうなっていくんだろう?」というソワソワとした空気も増していきます。
そんなとき、全体会議の場で伝え続けられたのは、あるメッセージでした。
 
 

Q. その後、承継に対する感じ方に変化はありましたか?


渡邉:
「今後、どうなっていくんだろう?」とは思っていました。
不安、期待どちらでもなくて、フラットに「気になる」という感覚です。

服部:
承継当初「まずはビジョンは持たない」という方針を聞いて、ちょっと物足りないなとは思っていました。

でも、12月の全体会議で受け取った「変わらないこと」のメッセージを聞いて、意識が少し変わったんです。
「変わらないこと」を大事にしながら、目の前の社長を元気にする。
そして今は、そこに集中する時期である。
ものすごく単純に考えるようになりました。
 
 

※2023年12月の全体会議のスライド(抜粋)


服部:
「しばらくは、まだまだ未熟な経営チームだからこそ、ごちゃごちゃしてしまうかもしれない。でも、そんなこと気にせず目の前に集中してくれればそれでいい」
そんなメッセージを受け取り続けていました。

だからこそ、「経営チームを信じる」とはまたちょっと違うのかもしれませんが、あえて詮索するような必要はないな、と感じていたと思います。

「変わらないこと」は、翌月も、その翌月も何か月にも渡って伝え続けられてきました。
これまでの白潟時代の「当たり前」がこれからも「当たり前」であり続けること。
そんな「芯」を持つことができたからこそ、
メンバーたちは大きな戸惑いや不信感を抱くことなく走り続けられたのかもしれません。

2024年~:新たなビジョン「2028年9月末までの5年間で、33人7.5億。まずは強い船をつくる」

2024年に入り「しばらくは拡大志向をしない」という指針が発表されました。
同時に登場したのが、「2028年9月末までの5年間で、33人7.5億。まずは強い船をつくる」というビジョン。
2028年9月末までは、人数を33人までしか増やさない。そして、その33人で7.5億を生み出すという高利益モデルへの挑戦です。
 


Q. 「33人7.5億」のビジョンをはじめて聞いたとき、どう感じていましたか?


齋藤:
「しばらくは拡大志向にはしない」と聞いて、直感的に「めっちゃいいな」と思いました。
今自分のそばにいる人と強い組織を作っていく。
社長である哲也さんの「らしさ」に合った形なんだろうなと思います。哲也さんは陰キャですし…笑

渡邉:
小さく強い組織で高利益を実現することによって、最高の待遇を手に入れる。
簡単なことではないからこそ、チャレンジする意義がありそう、と思っています。
私も哲也さんと似たタイプなので、共感もできました 笑

服部:
「変わらないことを大事にしながら目の前を頑張る」ところに加えて、みんなで実現させていくビジョンができたことで、ワクワクが増しましたね。

齋藤:
でも、なんで33人なんだろう?とは思いました。
同じように思ったほかのメンバーが疑問を投げかけると、哲也さんがちょっと恥ずかしそうに言ったんです。
「GAP(※社員旅行)では、全員で同じマイクロバスに乗りたいんだよね。その人数が33人くらいかな、って…」と。
なんだそれ!とツッコみつつ、おもしろいじゃんと思っていました。

渡邉:
「少人数でやっていく」と決めてからは、「思い出をみんなでつくる」とか「幸せに働く」という言葉が増え、だんだんと承継による変化を感じるようになりました。
どちらが良い・悪いでは全くなくて、「社長が変わると会社も変化していくんだな」という気づきがありましたね。

齋藤:
気がついたら、「33人7.5億」を目指して航海する船の船員になっていた感覚です。
少ない座席の船員だからこそ、自分たちが意見するときはしなくちゃいけないし、変化していかなくちゃなと思っています。
船員として、船長である哲也さんを支えていきたいですね!



承継後の2年間は、メンバーにとって「大きな変化」というより、
少しずつ空気が変わっていく時間だったのかもしれません。

白潟時代に築かれたものを受け継ぎながら、新たな船に乗り込む。
そして、みんなで船を磨き、前進させていく。

承継発表から2年半がたった今も、この在り方は変わっていません。
そんな航海が、これからも続いていくのだと思います。
 

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