【新刊発売!】小さな会社の「人が集まる社長」と「辞めていく社長」の習慣
白潟総研のファウンダー会長 白潟敏朗でございます。
このたび、48冊目となる新刊
『小さな会社の「人が集まる社長」と「辞めていく社長」の習慣』
が完成しました!26年1月に書店に並びます。

本書は、社員50人くらいまでの小さな会社を想定し、”採用と定着”に真正面から向き合った一冊です。
労働人口が急激に減少し、慢性的な人手不足が続く時代。
その中でも、
なぜか人が集まり、辞めない会社
反対に、社員が次々と辞め、採用もうまくいかない会社
この決定的な差は、社長の「能力」ではなく「日々の習慣」にあります。
本書では、この35年間現場で12700人の社長を見てきた立場から、
採用と定着に成功している社長と、そうでない社長の習慣の違いを具体的に整理しました。
まずは、「どんな本なのか」を簡単にご紹介させてください。
目次
社員が辞める原因は、社長にある
本書の冒頭で、私はこう断言しています。
「社員が辞める原因は、社長にある」
より正確に言えば、
「社員が辞める原因は、社長と上司にある」
ということです。
よくある退職理由のイメージは「給料が安い」「仕事がきつい」かもしれません。
しかし、実際の退職理由の1位は
「社長や上司が嫌で辞める」
です(リクナビNEXT「退職理由の本音ランキング」)。
上司を採用し、管理職に昇進させたのは社長。
その上司を育成する責任も、最終的には社長にあります。
だからこそ、結論はシンプルです。
社員が辞める原因は、社長にある。
本書では、社員から信頼を失ってしまう社長の言動を、
次のような具体例を含めて13個紹介しています。
・辞めた社員の悪口を陰で言う
・外部の人に「うちの社員は出来が悪い」と言ってしまう
・自分の間違いを認めない
どれも、無意識のうちにやってしまいがちな言動です。
しかし、これらが積み重なると、社員は静かに会社を去っていきます。
採用に成功する社長は、採用の考え方がちがう
次に、本書では採用に成功している社長の共通点を紹介しています。
人が集まる社長、つまり採用に成功する社長は、
採用をこう捉えています。
会社の

であると考えます。
さて、〇は文字数ですが何だと思いますか。
しばし、考えてみてください。
正解は、
「採用は、会社のマーケティングである」
です。
ピーター・F・ドラッカーは、マーケティングをこう定義しています。
『マーケティングは顧客の欲求からスタートすることである』
(P.F.ドラッカ/マネジメント(ダイヤモンド社)
この考え方を採用に当てはめると、
採用における「顧客」は、就活生と求職者。
つまり、
「就活生・求職者の欲求からスタートする」
ことが、採用成功の第一歩になります。
実際に、人が集まる社長は、
この考え方に基づいて採用活動をデザインしています。
例えば
・採用担当部署を「総務部」「管理部」「人事部」ではなく
「採用室」「リクルーティング室」と名付ける
・トップセールスを採用責任者に任命し、
「ニーズを捉えるセンス」で人を口説く
・会社の魅力だけでなく、課題も含めて正直に伝える
経営学者フィリップ・コトラーが提唱した
「STP」「4P」といったマーケティングフレームワーク。
採用に成功している社長は、
これらをそのまま採用戦略にも応用しているのです。
定着に成功している社長は、組織づくりと人材育成が上手い
人が辞めずに集まり続ける社長は、組織づくりと人材育成が非常にうまい。
具体的には、次の3つを実現できる組織をつくっています。
① 社員のモチベーションを上げる前に、モチベーションを下げない組織をつくる
② 言いたいことが言え、聞きたいことが聞ける組織をつくる
(心理的安全性が高い組織)
③ 社員に自信をつけさせ、成長実感を持たせる
本書では、
これら3つを実現するための
社長の具体的な習慣を25個紹介しています。
もし、次のようなことに心当たりがあれば
・求人広告は出しているが、応募が少ない
・採用は毎年しているのに、1~2年で辞めるのが当たり前になっている
・面接では手応えがあるのに、内定辞退が続いている
・辞めた社員のことを、つい外で愚痴ってしまう自分がいる
・管理職に任せたいが、誰に任せても同じ問題が起きる
・「最近の若い人は…」という言葉が、無意識に口をついて出る
もし、ひとつでも当てはまるなら、
それは社員の問題ではなく、社長の“習慣”の問題かもしれません。
本書は、
採用や定着がうまくいかない原因を
「制度」や「時代」のせいにせず、
社長自身が変えられる具体的な習慣として整理した一冊です。
さいごに
採用や定着がうまくいかないとき、
社長はつい「人がいない」「時代が悪い」「若い人が変わった」と考えてしまいます。
しかし、本当に変わったのは人ではなく、社長の周りの環境かもしれません。
その環境をつくっているのは、制度でも会社規模でもなく、
社長自身の日々の言動と習慣です。
本書は、
「もっと頑張れ」「やり方を変えろ」と迫る本ではありません。
社長が今日からひとつだけ変えられる習慣を、
静かに、具体的に示した一冊です。
社員が集まり、辞めない会社は、特別なことをしているわけではありません。
やらないことを決め、同じ習慣を続けているだけなのです。
もし今、採用や定着に少しでも違和感を感じているなら、
その違和感を放置せず、本書を手に取ってみてください。
答えは、外ではなく、社長自身の中にあります。
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