(SERVICE)
Phase 1コアにおいての課題創出
課題の創出
■ 思い切った意思決定ができない。または、しても実行されない。実行に大きな時間と労力を要する。
■ 社長が意思決定に迷い、社員から優柔不断に見られている。社長に組織への不安感が常につきまとう。
■ 事業面においても、組織面においても、会社の独自性が見えづらい。または頻繁に変わる。
■ 事業成長に限界が見え始めると、重要ポストの社員も含め、離職が発生する。
■ 社長が、人への心労によりバーンアウトする。
※ 従業員数が目安より多い場合も、これらの問題が発生しているなら、Phase1から検討する必要があります。
■ 社長が意思決定に迷い、社員から優柔不断に見られている。社長に組織への不安感が常につきまとう。
■ 事業面においても、組織面においても、会社の独自性が見えづらい。または頻繁に変わる。
■ 事業成長に限界が見え始めると、重要ポストの社員も含め、離職が発生する。
■ 社長が、人への心労によりバーンアウトする。
※ 従業員数が目安より多い場合も、これらの問題が発生しているなら、Phase1から検討する必要があります。
社長が認識すべき「らしさのコア」とは?
Phase1は、私たちの提唱する「自在経営モデル」の入り口であり、すべての根底になる大切な要素です。「らしさのコア」とは、社長の「らしさ」のこと。それは、自身から滲み出てくる色やにおいのようなものです。気をつけなければいけないのが、プロジェクト型で納期を切って創り上げた理念やミッション、ビジョンなど、合理性やあるべき論で生み出されたものではないということ。
本物の「らしさ」には、ある種の非合理性、総論賛成ではなく賛否両論が生まれる独自性があります。これこそが、他社との違いであり、強さなのです。うまくいく体質を持つ社長の経営には、この「らしさ」が色濃く出ており、自分らしいオンリーワンの軸が備わっています。
つまり、「らしさのコア」があることで、一貫性を持ち、強くエネルギーがあふれる経営を実現することができるのです。
中小ベンチャー企業にとって、最高最大のリソースは社長自身。強い経営とは、社長のエネルギーが200%出ている状態を指します。そして、「こんな会社、見たことない!」という会社に、お客様も社員も強く惹かれていきます。さらに、社長の「らしさ」に惚れたコアメンバーが集まることで、経営はこれまでにない自在性を手にいれることができるのです。
社長のタイプや業種業態によって差はありますが、概ね従業員数が15名前後になるまでに「らしさのコア」を認識する必要があると、私たちは考えます。ここがクリアできていないと、うまくいく体質(=経営の自在性)が失われ、いずれは意図せぬ停滞を引き起こすでしょう。もし、経営において下記のような課題を抱えているのであれば、まずは、「らしさのコア」を考えることから始めてみてください。
本物の「らしさ」には、ある種の非合理性、総論賛成ではなく賛否両論が生まれる独自性があります。これこそが、他社との違いであり、強さなのです。うまくいく体質を持つ社長の経営には、この「らしさ」が色濃く出ており、自分らしいオンリーワンの軸が備わっています。
つまり、「らしさのコア」があることで、一貫性を持ち、強くエネルギーがあふれる経営を実現することができるのです。
中小ベンチャー企業にとって、最高最大のリソースは社長自身。強い経営とは、社長のエネルギーが200%出ている状態を指します。そして、「こんな会社、見たことない!」という会社に、お客様も社員も強く惹かれていきます。さらに、社長の「らしさ」に惚れたコアメンバーが集まることで、経営はこれまでにない自在性を手にいれることができるのです。
社長のタイプや業種業態によって差はありますが、概ね従業員数が15名前後になるまでに「らしさのコア」を認識する必要があると、私たちは考えます。ここがクリアできていないと、うまくいく体質(=経営の自在性)が失われ、いずれは意図せぬ停滞を引き起こすでしょう。もし、経営において下記のような課題を抱えているのであれば、まずは、「らしさのコア」を考えることから始めてみてください。
イキイキしている社長の理由
”らしさ”匂い、色、空気が
差をつける
差をつける
本当の「らしさ」が見つかる
「らしさキャンバス」
社長の「らしさ」は、つくるものではありません。本当の「らしさ 」とは 、じぶんで意図せずとも 、自然とに じみ出てしまうもの。つまり、すでに社長の中にあるものであり、社長自身の気づきや発見から自然と醸成されるものです。
「らしさキャンバス」は、そんな社長らしさを少しづつ見つけていくための道具です。たとえば、日々の振り返り、ほかの経営者との飲み会、社員・幹部との会議や会話、外部パートナーとの打ち合わせ……。そうした場で沸き上がる感情や、じぶんが無意識に大切にしてきたもの。じぶんがどうしても許せないもの。これらの「じぶんへの気づき」をらしさキャンバスに書き留めていくことが重要です。注意しなければいけないのは、「いつまでにつくろう!」と意気込んだり、無闇に見つけようとしてはいけないということ。じっくりと時間をかけて、少しずつ書き留めていった先に、ある日ふっと降りてくるものだと考えてください。
それこそが、社長にとって揺るぎのない「らしさ」となるのです。それに気づき、確信を得て、言語化できたなら、社長の経営はより大きなエネルギーを持つことになるでしょう。「らしさ」の発見は、まさに“自在経営”の入り口なのです。
「らしさキャンバス」は、そんな社長らしさを少しづつ見つけていくための道具です。たとえば、日々の振り返り、ほかの経営者との飲み会、社員・幹部との会議や会話、外部パートナーとの打ち合わせ……。そうした場で沸き上がる感情や、じぶんが無意識に大切にしてきたもの。じぶんがどうしても許せないもの。これらの「じぶんへの気づき」をらしさキャンバスに書き留めていくことが重要です。注意しなければいけないのは、「いつまでにつくろう!」と意気込んだり、無闇に見つけようとしてはいけないということ。じっくりと時間をかけて、少しずつ書き留めていった先に、ある日ふっと降りてくるものだと考えてください。
それこそが、社長にとって揺るぎのない「らしさ」となるのです。それに気づき、確信を得て、言語化できたなら、社長の経営はより大きなエネルギーを持つことになるでしょう。「らしさ」の発見は、まさに“自在経営”の入り口なのです。
らしさキャンバス(白潟総研の例)
好き嫌い
体験
”らしさ”
の
中核
の
中核
あこがれ
避
けるもの
避
けるもの
哲学
思想
性格
思想
性格
強み

解答例
好き嫌い
-
Q.社長が好きで好きでしょうがないことは?・自分の積み上げた努力で社長が笑顔になった瞬間
・セクシーな経営論、組織論、コンセプト、仕組み
・気心を知れた仲間との旅行、合宿
・気心を知れた仲間とのファミレス
・頑張った人が報われた瞬間のスピーチ
・ラーメン、漫画、NB
-
Q.社長が嫌いで嫌いでしょうがないことは?・目的をみない仕事
・自社のことしか考えていないコンサル会社
・同じことを愚直にやり続けること
・自社のこと、自分のことしか考えていない社長
・会社の中で起こるゆがみ
・タクシーの運転手さんや飲食店への横柄な態度
・チームを害する人
・努力して勝ち取ろうとしない人。くれくれマン
解答例
体験
-
Q.人生最高の瞬間は?(喜楽)・社長に、白潟総研さんがいなかったら…と言われたとき
・去年と今年の社員旅行
・子供が生まれたとき
-
Q.人生最悪の瞬間は?(怒哀)・病気になったとき
解答例
”らしさ”の中核
-
Q. 何のために経営を行うのか?・自分たちの大好きな社長のためだけに積み上げた努力を提供する
・自分の大好きな仲間との思い出をつくる
・セクシーな会社をつくる -
Q.絶対にやらないこと・しないこと、すてることは何か?・好きな社長以外へのサービス提供
・好きじゃない人を会社にいれる
・一つの事業をつきつめる経営
・無理をかけた成長。無理をかけた規模の拡大
・お客様と長期的に付き合えないビジネス
解答例
あこがれ避けるもの
-
Q.無意識に惹かれる、憧れるもの・人は?・プロスポーツ選手
・おしゃれな人。センスの良い人。洗練されたモノ・人
・絵やデザインができる人 -
Q.無意識に避けるもの・人は?・ヤンキー 、こわそうな人
・知らない人との会話。交流会
・ノリの 悪い人
・同じ仕事の焼きまわし。思考停止した仕事
解答例
哲学・思想・性格
-
Q.ムカついてムカついて仕方ない社会問題は?・東京一極集中
・社長の孤独、メンタルヘルス問題 -
Q.社長の性格、仕事・組織・経営の哲学は?・圧倒的に飽き性
・笑いがないとツライ
・ねだるな勝ち取れ
・圧縮負荷での成長
・チームのために何ができるか?
・長所進展
解答例
強み
-
Q.社長の得意な仕事は?・ファシリテーション
・セールス
・商品開発
・研究 -
Q.社長の経営としての強みは?・商品開発
・コンセプトを考える
POINT
-
強みとエネルギーを引き出す、最強の経営戦略。社長自身の「らしさ」が明確になると、「経営の目的(=社長が経営をつづける究極の理由)」や「嫌い・やらないこと」が見つかるようになります。
ミッションやビジョンでは描き切れない、社長自身の個人的な「なぜ経営をするのか?」が言語化されることで、今まで以上にその目的に対して、エネルギーを向けることができます。
また、社長の「らしさ」は、「嫌い・やらないこと」に色濃く出るものです。戦略の本質とは、「戦を略す=捨てることを決める」ことであり、これらの線引きを明確にすることで、他社との違いが明らかになります。つまり、「嫌い・やらないこと」が経営にしっかり反映されることは、社長の強みとエネルギーを引き出す最強の経営戦略であり、「自在経営」であると私たちは考えています -
「らしさ」への共感が、自在な組織を実現する。組織を人間のカラダにたとえるなら、幹部は結節点や神経伝達を促す役割になります。また、メンバークラスの中にも、会社の方針をいつもポジティブに捉え、まわりへ良い影響を及ぼす役割を果たしてくれる社員がいます。こういった幹部や社員は、社長の「らしさ」に惚れ込んでいます。
だからこそ、社長の出す方針をしっかりと受け止め、組織が動くように働きかけてくれます。そして、社長の「らしさ」に惚れ込んだコアメンバーがいることで、社長は勇気を持ち、思い切った意思決定をできるようになります。さらに、その意思決定は、組織の末端にまで届き、実行されるようになります。「らしさのコア」に共感する幹部や社員がいると、社長はまるでカラダを自由自在に動かすように、組織を思いのままに動かせるようになるのです。